メテノロン酢酸エステルで筋肉増強
プリモボラン錠とプリモノロン
メテノロン酢酸エステルは、慢性の腎臓病や、癌・怪我・火傷による著しい体力の消耗を改善する薬で、日本国内ではプリモボラン錠として承認されています。メテノロン酢酸エステルは、赤血球を増加し貧血などを改善したり、カルシウムの排泄を減らすことで、骨が脆くなるのを防いだりします。
メテノロン酢酸エステルは、経口のタンパク同化ステロイド薬ですので、プリモボラン錠は処方箋がないと手に入りません。
そこで、メテノロン酢酸エステルを、筋肉増強などに使いたい場合は、プリモノロンを個人輸入することになります。
もちろん自己責任での使用になります。
プリモノロン(Primonolon)25mg
メテノロン酢酸エステル(プリモノロン)の効果
メテノロン酢酸エステルは男性ホルモンに近い薬ですが、男性化作用が弱く、タンパク質の合成を促す作用を強めています。
筋肉を増やし、骨を丈夫にし、赤血球を増やすことで、体力の著しい消耗を改善します。
メテノロン酢酸エステルは、たんぱく質の合成を促進する作用がありますので、重いケガや火傷、消耗性の病気、手術後の弱った体の回復を助けます。
メテノロン酢酸エステルは、造血機能をたかめて赤血球を増やす作用もありますので、再生不良性貧血の治療に用いることがあります。
また、骨粗鬆症に用いることもあります。
メテノロン酢酸エステル(プリモノロン)の使用
上記のように、メテノロン酢酸エステルは男性ホルモンに近い薬ですが、男性化作用が弱いので、女性や子供にも処方されます。そのため、メテノロン酢酸エステルは、他のアナボリックステロイドと違い、女性化もしにくいと考えられます。
ただし、妊娠中の女性は使用できません。
また、前立腺がんのある男性も使用できません。
前立腺肥大、心臓病、腎臓病、肝臓病、糖尿病、子供、高齢の人などは、メテノロン酢酸エステルを慎重に用いなければいけません。
このような方は、わざわざメテノロン酢酸エステル(プリモノロン)を使わない方がよいでしょう。
もちろん、競技者(市民ランナーレベルでも)は使ってはいけません。
禁止薬物なので、ドーピングになります。
メテノロン酢酸エステル(プリモノロン)の飲み方
メテノロン酢酸エステルとして、通常成人1日10~20mgを2~3回に分割して経口服用します。プリモノロンは1錠が25mgなので、ピルカッター等で2つか4つに分割して飲みます。
プリモノロン(Primonolon)25mg