インターバルウォーキングの効果
インターバルウォーキングとは
インターバルウォーキングとは、最大心拍数(220-年齢)をもとに70%で3分、40%で3分歩き、これを5セット30分、週4回以上やると5ヶ月で体力が20%向上(10歳若返る)する方法の事です。
これが効果的なインターバルウォーキングとのこと。
不思議なのが、週合計時間が50分を超えても効果が頭打ちになること。
効果というのは、動脈硬化とか脂質異常とかそういったこと。それに筋力とか。
消費カロリーの話は別です。
当然、ダイエットしたいなら、もっと運動量を増やさないといけません。
インターバルウォーキングで3倍の効果
インターバルウォーキングは大股で踵から着地、姿勢よく腕を曲げてよく振ること。
つまり筋肉を使う歩き方です。
確かに、健康のためにウォーキングしましょう、という本は多いですが皆、腕を振ってしっかり歩きましょう、というものばかりです。
もちろんただ歩くだけでも、うつや生活習慣病、不眠症、サルコペニアにも効果があるのは実証済みです。
そりゃあ歩くだけでも、何も運動していない人より圧倒的に健康です。
でも、どうせやるならもうちょっと効果が欲しい。
つまり、インターバルウォーキングなら3倍以上の効果があるよ、という話です。
インターバルウォーキングは継続力
よく毎日の目標1万歩と耳にしますが、実は7~8000歩でよいそうです。
しかし、ただ歩いても効果(動脈硬化改善など)はほとんどなく、キツくしないといけないとのこと。
つまり、この70%というのがポイントです。
70%はちょっとキツイというレベルの運動なわけで、それを3分5セット行うのにこそ意味がある。
ちなみに40%3分は休憩みたいなものです。
ずっとキツいと続けられない人がほとんどだからです。
ダイエット、健康維持に、どんなに優れた方法があったとしても、続けられなければ意味がないわけで、続けられるように工夫したのが、インターバルウォーキングというわけです。
しかも、インターバルウォーキングのデータ収集では、5ヶ月間メンバーで集まって結果や評価をするという方法ですので、普通に私たちが考えられるような運動とは継続意識が段違いです。
仲間がいれば、どんなことでも継続しやすいのは明白ですから。
インターバルウォーキングの是非
インターバルウォーキングは確かに有用な方法のひとつですが、ひとりで始めても果たして続けられるのか、という問題があります。
もちろん、他の運動(例えば筋トレ)だってそれは同じです。
インターバルウォーキングが他と違うのは、インターバルがあるからですが、そもそもそれ自体、必要なのかでしょうか。
時間を決めてONとOFFを交互に行うという方法であり、考え方はサーキットトレーニングと同じです。
なので70%で3分以上歩き続けられる人やジョギング、ランニングできる人は、必ずしもインターバルなどいらない、もしくはONが3分である必要すらないのです。
疲れるまで走って疲れたら歩く、息が整ったらまた走る、でもいいわけですが、これってジョガーなら誰でもやっていることですよね?
つまり、ジョギングが一番いいということになりませんか。
もちろんジョギングが出来る人のみ。活性酸素だけ、怖いけど。
高齢者や体力の低い人には、インターバルウォーキングはおすすめです。