アドセンス

2023年9月1日金曜日

スタノゾロールで筋肉増強

スタノゾロールで筋肉増強


スタノゾロールとは

スタノゾロールは、かつてオリンピック100m走で有名なベン・ジョンソンが使っていたとされるアナボリックステロイド(筋肉増強剤)です。

つまり、当時の常識とされる100m走の最高記録は、スタノゾロールの筋肉増強効果によってもたらされた、といっても過言ではありません。(0.01秒単位ですが)

もちろんスポーツにおいて、薬物使用(ドーピング)は反則ですので記録自体は無効ですが、カール・ルイスも薬物を使っていたようですので、なんとも言えませんね。
当時、スタノゾロールは、アナボリックステロイドのなかでも陽性反応が表れにくい薬だと思われていたようです。
アナボリックステロイド等の薬物とその検知方法は、常にイタチゴッコですので、いつかはバレると思います。スタノゾロールのようなアナボリックステロイドを使う場合、バレるのを承知のうえでのみの使用が原則です。

スタノゾロールは、ウィンゾロンとして販売されています。

スタノゾロールは、女性に人気のあるアナボリックステロイドで比較的副作用が少ない、と言われています。それでも当時のベン・ジョンソンを見る限り、スタノゾロールの筋肉増量効果は絶大だと思われます。不必要にマッチョです。
ただし、アナボリックステロイドは、使用量と副作用が正比例しますので、常識の範囲内の使用量での話です。(※効果と使用量は必ずしも正比例ではない)

減量期にスタノゾロールを使うと、筋肉量の減少を防ぐ効果がありますので、バルクの欲しい人、失いたくない人は減量期に使いましょう。
実験結果を見る限り、男性の筋肉増強効果はあまり期待できませんが、細マッチョを目指したいなら、スタノゾロールがいいでしょう。
陸上種目をやっている人にもスタノゾロールは効果が高そうですが、検査がないからと言って、ドーピングして公式試合に出てはいけません。非公式試合もダメです。


スタノゾロールの効果

マウスに対してスタノゾロールを投与するという実験では、メスのマウスにだけ筋肉増加の効果が認められました。

このためスタノゾロールは、女性の筋肉増強に使われることが多くなります。
逆に男性の場合は、筋肉増強効果はあまり期待できないでしょう。
ただ、スタノゾロールを使用したとされる写真が男女ともに数多くあり、やはり脂肪は減り、筋肉は増えているように見えます。男女の別なし、です。

また、コルチコステロン(たんぱく質を分解する薬剤)を投与したマウスにスタノゾロールを投与すると、オスメス双方とも、筋肉の分解が抑えられることがわかりました。
つまり、スタノゾロールは、減量期に筋肉量を維持しながら体重を落とすのにも効果的です。単純にダイエットのためにスタノゾロールを使っている人も数多くいます。

スタノゾロールは、ウィンゾロンとして販売されています。

ウィンゾロン(Winzolon)10mg


スタノゾロールの副作用

スタノゾロール(ウィンゾロン)は、ジヒドロテストステロン由来なので、女性化が起きにくいといわれていますが、男性は抜け毛が多くなる可能性があります。
男性が全員必ずハゲるわけではありませんが、スタノゾロールを使うなら、ケア剤は必須です。すでにハゲている人にはどうでもいいことですが。

スタノゾロールの副作用を抑えるケア剤がありますので、活用してください。
肝臓には、 シリマリン
女性化乳房
男性ホルモン生成能力低下には、 クロミッド
脱毛には 、プロペシア

スタノゾロールの使い方

スタノゾロール(ウィンゾロン)の使用量は1日当たり、男性は25~50mg、女性は5~10mgとなります。
それ以上の使用量は副作用の観点から、お勧めできません。
半減期は8~9時間なので、1日に1~2回に分けて服用します。

サイクル中は、シリマリンプロペシア等のケア剤を服用します。

スタノゾロールのサイクル例

 1週目30mg
 2週目40mg
 3週目50mg
 4週目50mg
 5週目50mg
 6週目50mg
 7週目40mg
 8週目30mg

サイクルが終わったら1ヶ月程度、クロミッドで男性ホルモン生成能力の回復を促します。

初心者がもっと短い期間で、体に負担を少なく抑えて行いたい場合は、ピークを2週間にして全行程を6週間だけ行うといいでしょう。
もちろん、ピークを3週間にして、7週間でもいいです。ただ、ピークを伸ばすのは体に負担が大きく、お勧めできません。

ボディビルダーのなかには、ピーク時に100mg以上のスタノゾロールを投与する人もいますが、50mgまでにしておいた方がいいでしょう。副作用が怖すぎます。

サイクル終了後、3~4ヶ月の休憩をはさみ、その間に副作用の経過を見ます。

抜け毛がないが、肝臓の値が正常になったか、女性か乳房はないか、男性ホルモンは正常値か、などです。

それらの問題がなければ、2回目のサイクルを行いましょう。