チーティングで筋トレ
チーティング
チートは騙すという意味で、チーティングは筋肉をだます高強度テクニックです。ダイエットで体重減少が止まったら、チートデイという、たくさん食べる日を設けて体を騙します。これで自分は飢餓状態ではない、と騙してダイエットを続けます。
筋トレで、10レップで限界を迎えたときに11レップ目を何とか騙してやりきるテクニックです。
反動を使うテクニックなのですが、結構誤解されていますね。
チーティングは最低限の動作であり、それ以外はストリクトでなければいけません。
アナボリックステロイドについて
すると11レップ目はちょうど動作の半分くらいで止まるでしょう。
そこがスティッキングポイントです。
チーティング具体例
例えばバーベルカールで10レップで限界を迎えたとします。すると11レップ目はちょうど動作の半分くらいで止まるでしょう。
そこがスティッキングポイントです。
フォースドレップでは、ここで補助者がちょっと下からバーベルを押してくれればいいのですが、チーティングはひとりで行います。
バーベルが止まる瞬間に、上半身を後ろにちょっと倒し、反動でスティッキングポイントを通過させるのです。
この時の動作は最低限の動きで、スムーズに行います。
あくまでスティッキングポイントの通過でチーティングを行うので、初動での反動とは全く別物です。
チーティングおすすめ
背中・バーベルベントオーバーロウ
・ダンベルロウ
腕
・カール種目全般
・ダンベルトレイセップ
肩
・プレス種目全般
・レイズ系
・アップライトロウ
ダンベル、バーベル種目は大体できますが、ベンチプレスなどの横になる種目は無理です。
チーティング効果
勘違いのチーティングも多く見られますが、正しく行えばこれほど便利でお手軽なテクニックはありません。ひとりで数多くの種目に使えるのがチーティングのいいところです。
ただ、正しい方法を覚えなければ効果は期待できません。
各種目でのスティッキングポイントを知ることが出来れば、その突破方法は何がいいのか、おのずと分かってきます。
チーティング向き
バーベルベントオーバーロウは高重量が使える複合種目ですがフォームが難しく、チーティング以外での高強度テクニックが使いにくい種目です。バーベルベントオーバーロウでは脚を少し曲げて行いますが、チーティング時に膝を伸ばして、その反動でスティッキングポイントを通過させます。
そういった意味ではベントオーバーレイズ(リアレイズ)も、大きくチーティングすれば2レップは出来るでしょうが、怪我しないようにしましょう。