ネガティブレップで筋トレ
ネガティブレップ
筋トレにおけるレップ動作では、挙げるときと、下げるときがあります。引く場合もあるのでかならずしも挙げるとはいわないのですが、トップポジションい向かう動作と、スタートポジションに戻る動作があります。
ネガティブレップとは、この戻る動作を言います。
通常、100kgでベンチプレスがやっとの人でも、腕を伸ばしてささえるだけなら、120kgくらいは大丈夫なはずです。動かせませんが。
これを下げていくときも、全力で抵抗すれば、ストンとは落ちていきませんね。
挙げる力は残っていなくても、ギリギリの全力パワーで抵抗しながら下すというのがネガティブレップです。
そこでマシンの前に立った補助者はハンドルを掴み一気に引っ張り上げます。
ピン式のマシンであれば、ピンを掴んで持ち上げてもいいです。
フォースドレップと違い、ちょっと助けるのとはちがいます。全力です。
すると腕を伸ばし切った状態ですが、それで11レップ目が終わったわけではありません。
全力で抵抗しながらゆっくりとスタート地点に戻します。
限界までやっているので、途中で下げ止めることはできません。
これがネガティブレップです。
可能種目はフォースドレップと重なります。
ネガティブレップおすすめ
胸・バーベルベンチプレス
・マシンベンチ
背中
・ラットプル
腕
・バーベルカール
・ライイングトライセップ
・ラットプレス
脚
・レッグプレス
・ハックスクワットマシン
挙げるタイプの種目なら大概は出来ますが、デッドリフト、スクワットは無理です。
ピンタイプのマシンでも、ピンを引き挙げてもらえば出来るので、向いています。
ネガティブレップ効果
ネガティブレップは非常にキツイです。それに補助者も力が強くないと無理です。
つまり、自分と同レベル以上のトレーニングパートナーでなければいけません。
ジムにいるバイトでは無理でしょう。
11レップ目をフォースドレップで挙げて、12レップ目はネガティブレップで下げるという事も出来ますが、精神が持ちませんね。
考えただけで筋肉が痛くなります。
ネガティブレップ向き
ピンを使うとネガティブレップは簡単に行えるので、マシン向きです。ピンマシン全般で有効です。
マシンや装置の中には自分でフォースドレップできるしくみがあったりします。
これを使えばネガティブレップも可能です。
前述のマシンプレスでは、自分の脚で補助できる仕組みがあったので、脚で上げてネガティブレップを行っていました。
また、懸垂時にどこかに脚をひっかけてトップポジションに持って行けるのならば、ネガティブレップができます。